claude-agent-sdk-python v0.1.67 リリース
claude-agent-sdk-python v0.1.67
概要
このバージョンではv0.1.51で発生したTrioとの互換性問題を修正し、asyncioとtrioの両方の非同期フレームワークで安定的に動作するようになりました。sniffioベースのディスパッチメカニズムを導入することで、実行時に適切な非同期プリミティブを自動選択しながら、既存のCPUスピンとキャンセルスコープの修正を保持しています。また、バンドルされたClaude CLIをバージョン2.1.120に更新し、sniffioを明示的なランタイム依存関係として追加しました。
何が変わったか
- ・Trio互換性の復旧:v0.1.51で発生した『RuntimeError: no running event loop』をTrioユーザーが使用時に経験していた問題を解決
- ・sniffioベースのディスパッチメカニズム導入:実行時にasyncio.Taskとtrio.lowlevel.spawn_system_taskの正しい非同期プリミティブを自動選択
- ・既存の修正の保持:asyncioのCPUスピン対策とキャンセルスコープの修正(#746から)を維持しながらTrioサポートを復旧
- ・Claude CLIのバージョン更新:バンドルされているClaude CLIをv2.1.120にアップデート
- ・sniffioの明示的な依存関係追加:sniffio>=1.0.0をランタイム依存関係として明示的に指定(anyioの推移的依存関係に既に含まれていたが明確化)
影響
Trioを使用している開発者は、SDKの利用によるエラーを解決できるため、開発スピードが向上し、デバッグ時間が削減されます。asyncioユーザーにとっては既存の動作が維持されるため、影響はありませんが、将来的に他のフレームワークへの移行を検討する際の障壁が取り除かれます。プロジェクトの非同期フレームワーク選択がより自由度高くなり、チーム全体のワークフロー効率が改善される可能性があります。
対象ユーザー
Claude SDK Python ユーザー、AIエンジニア、Pythonバックエンド開発者、Trioを使用している開発者、非同期プログラミングを行う開発者
まとめ
複数の非同期フレームワークに対応した堅牢性向上とTrioユーザーのバグ修正を実現したメンテナンスリリース
ソース
claude-agent-sdk-python v0.1.67
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