Claude Code v2.1.166 リリース
claude-code v2.1.166
概要
このバージョンではフォールバックモデル設定の追加によりモデルの過負荷や利用不可時の対応が強化され、グロブパターンサポートやセッション間メッセージングのセキュリティ強化など多数の機能拡張が行われました。また、思考トークンの制御機能やリトライメカニズムの改善、さらには20件以上のバグ修正が含まれており、特にJetBrains IDEのターミナル表示問題やリモートセッションの安定性、音声モードの認証問題などが解決されています。IDE統合の改善や端末互換性の向上により、開発体験が大幅に向上しています。
何が変わったか
- ・フォールバックモデル設定を追加:プライマリモデルが過負荷または利用不可の場合に試行する最大3つのフォールバックモデルを設定可能に。--fallback-modelオプションがインタラクティブセッションにも適用されるようになった
- ・拒否ルールのツール名位置にグロブパターンサポートを追加:ワイルドカード「*」で全ツールを拒否可能に。許可ルールはMCP以外のグロブを拒否し、拒否ルール内の未知のツール名は起動時に警告を表示
- ・クロスセッション間のメッセージングセキュリティを強化:他のClaudeセッションから送信されるSendMessageで中継されたメッセージはユーザー権限を持たなくなり、受信者は中継された権限リクエストを拒否。自動モードではこれらを블록
- ・思考トークンの制御を改善:MAX_THINKING_TOKENS=0、--thinking無効化、およびモデルごとの思考トグルにより、Claude APIのデフォルト思考モデルで思考を無効化可能に(サードパーティプロバイダーは変更なし)
- ・APIが予期しない再試行不可エラーを返した場合、フォールバックモデルで1回の再試行を実行。ただし認証エラー、レート制限エラー、リクエストサイズエラー、トランスポートエラーは即座に表示される
- ・claude updateコマンドがダウンロード前にターゲットバージョンを表示するよう改善:従来は無言でダウンロードしていた
- ・claude agents:リストにURLを入力すると、そのURLを含む最初のプロンプトを持つセッションでフィルタリングされるように改善
- ・処理不可のイメージ送信時に生じていた「画像を処理できませんでした」エラーと余分なトークン使用を修正
- ・起動時のワーカー登録中に短時間のバックエンド障害が発生した場合、リモートセッションが永久に詰まる問題を修正
- ・JetBrains IDE(IntelliJ、PyCharm、WebStormなど)2026.1以降でターミナルの同期出力を有効化し、ちらつきを修正
- ・Kittyキーボードプロトコルを使用するターミナル(WezTerm、Ghostty、kitty)でShift+非ASCII文字(例:Shift+ä→Ä)がドロップされる問題を修正
- ・Windowsで強制終了されたプロセスの子プロセスが出力パイプを保持していた場合、PowerShellコマンド検証がタイムバジェットをはるかに超過してハングする問題を修正
- ・macOSでデーモン接続中に落ちた後、孤立したclaude --bg-pty-hostプロセスが100% CPUで回転する問題を修正
- ・音声モード切り替え後、古い認証チェックをクリアするために音声モードが/loginを要求する問題を修正
- ・無効なエントリを持つ管理設定が、残りの有効なポリシー適用を暗黙的に無効化する問題を修正
- ・管理設定のallowedMcpServers/deniedMcpServersプレディケートが$(VAR)参照を使用している場合にマッチしない問題を修正
- ・claude agentsから再度開いたバックグラウンドエージェントセッションがgitワークツリーで「No conversation found」エラーでクラッシュループしていた問題を修正
- ・Ctrl+Oトランスクリプトビューストリーミング中に思考テキストが重複表示される問題を修正
- ・/doctorコマンドがリモートセッション内で実行される際に矛盾した「リモートセッション内ではない」チェック失敗を表示していた問題を修正
- ・claude agentsディスパッチおよび返信入力で複数行プロンプト入力時にカーソルが最初の行の末尾に固着する問題を修正
- ・Unicode非対応のターミナルでバックグラウンドエージェント行間に空白行が表示される問題を修正
影響
開発者の日常作業では、IDE統合の改善により複数行入力やターミナル表示がスムーズになり、コーディング効率が向上します。リモートセッション使用時の安定性が向上することで、長時間の開発セッションで不意の接続不良に悩まされることが減ります。マルチセッション環境での権限管理が厳格化されることで、セキュリティ意識の高いチーム開発環境での採用がより促進されると考えられます。音声モードやバックグラウンドエージェント機能の問題修正により、これらの高度な機能をより信頼して利用できるようになります。
対象ユーザー
Claude Codeユーザー・AIエンジニア・開発者
まとめ
システム信頼性と開発体験の大幅な向上を実現した、実装の堅牢化と機能拡張のバランスの取れたリリース
ソース
claude-code v2.1.166
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