Claude Code v2.1.119 リリース
claude-code v2.1.119
概要
このバージョンでは、設定の永続化、複数のGitプラットフォーム対応、セキュリティ強化、パフォーマンス改善など多岐にわたる機能が追加されました。特に設定ファイルがホームディレクトリに保存されるようになり、プロジェクト/ローカル/ポリシーの上書き優先度に対応することで、より柔軟な環境構築が可能になりました。また、GitLab、Bitbucket、GitHub Enterpriseなど複数のコード管理プラットフォームへの対応が進み、さらにセキュリティや安定性に関するバグ修正が30件以上含まれています。MCPサーバーの並列接続化やツール実行時間の計測機能など、内部的な効率化も図られています。
何が変わったか
- ・/config設定(テーマ、エディターモード、詳細モードなど)が~/.claude/settings.jsonに永続化され、プロジェクト/ローカル/ポリシーの上書き優先度に参加するようになった
- ・prUrlTemplateの設定項目を追加し、フッターのPRバッジをgithub.comではなくカスタムコードレビューURLに指し示すことが可能になった
- ・CLAUDE_CODE_HIDE_CWD環境変数を追加して、スタートアップロゴの作業ディレクトリを非表示にできるようになった
- ・--from-prオプションがGitLab mergerequestURL、Bitbucket pullrequestURL、GitHub Enterprise PR URLに対応した
- ・--printモードがエージェントのtools:およびdisallowedTools:フロントマターを尊重するようになり、インタラクティブモードの動作に一致するようになった
- ・--agent <name>がビルトインエージェントのエージェント定義のpermissionModeを尊重するようになった
- ・PowerShellツールコマンドがBashの動作と同様にPermissionモードで自動承認可能になった
- ・PostToolUseおよびPostToolUseFailureフックの入力にduration_ms(ツール実行時間、許可プロンプトとPreToolUseフックを除く)が含まれるようになった
- ・SubagentおよびSDK MCPサーバーの再設定が、サーバーを連続ではなく並列に接続するようになった
- ・別のプラグインのバージョン制約でピンされたプラグインが最高の満たしているgitタグへ自動更新されるようになった
- ・Vimモード:INSERT内のEscキーが入力からキューに入ったメッセージを引き戻さなくなり、再度Escを押して割り込みするようになった
- ・スラッシュコマンドの提案がクエリにマッチした文字を強調表示するようになった
- ・スラッシュコマンドピッカーが長い説明を切り捨てるのではなく2行目にラップするようになった
- ・出力内のowner/repo#N短縮リンクがgithub.comを常に指すのではなく、gitリモートのホストを使用するようになった
- ・セキュリティ:blockedMarketsがhostPatternおよびpathPatternエントリを正しく実装するようになった
- ・OpenTelemetry:tool_resultおよびtool_decisionイベントにtool_use_idが含まれるようになり、tool_resultはtool_input_size_bytesも含むようになった
- ・ステータスラインのstdin JSONにeffort.levelおよびthinking.enabledが含まれるようになった
- ・Windows クリップボードやXcode コンソールのCRLFコンテンツの貼り付けが、すべての行の間に余分な空行を挿入するバグを修正した
- ・複数行貼り付けがkittyキーボードプロトコルシーケンスを使用するターミナル内での括弧付き貼り付け時に改行を失うバグを修正した
- ・Bashツールが権限で拒否された場合のネイティブmacOS/Linuxビルドでグロブおよびgrepツールが消えるバグを修正した
- ・全画面モードでのスクロールアップがツール完了のたびに下部にスナップバックするバグを修正した
- ・MCP HTTP接続がOAuth検出リクエストに対してサーバーがJSON以外のボディを返した場合の「Invalid OAuth error response」エラーを修正した
- ・リワインドオーバーレイが画像添付を含むメッセージに対して"(no prompt)"を表示するバグを修正した
- ・自動モードが競合する"Execute immediately"命令でプランモードを上書きするバグを修正した
- ・非同期PostToolUseフックが応答ペイロードを発行しない場合にセッショントランスクリプトに空エントリを書き込むバグを修正した
- ・スピナーがサブエージェントタスク通知がキューで孤立した場合に有効のままになるバグを修正した
- ・Vertex AIではデフォルトでツール検索が無効になり、サポートされていないベータヘッダーエラーを回避できるようになった(ENABLE_TOOL_SEARCHで有効化)
- ・@ファイルのTabキー補完が絶対パスでスラッシュコマンド内で使用された場合にプロンプト全体を置換するバグを修正した
- ・macOS Terminal.appでのDocker またはSSH経由でスタートアップ時に迷いのp文字が表示されるバグを修正した
- ・HTTP/SSE/WebSocket MCPサーバーのヘッダー内の$(ENV_VAR)プレースホルダーがリクエスト前に置換されないバグを修正した
- ・--client-secretで格納されたMCP OAuthクライアントシークレットがclient_secret_postを必要とするサーバーのトークン交換時に送信されないバグを修正した
- ・/skillsのEnterキーがダイアログを閉じるのではなくプロンプトで/<skill-name>を事前入力するようになった
- ・/agentsの詳細ビューがサブエージェントで利用不可のビルトインツールを"Unrecognized"として誤ったラベルを付けるバグを修正した
- ・プラグインキャッシュが不完全な場合、プラグインからのMCPサーバーがWindowsで起動しないバグを修正した
- ・/exportが会話が実際に使用したモデルではなく現在のデフォルトモデルを表示するバグを修正した
- ・詳細出力設定が再起動後に永続化されないバグを修正した
- ・/usageプログレスバーが"Resets …"ラベルと重複するバグを修正した
- ・$(user_config.*)参照がオプショナルフィールドを空白のままにした場合にプラグインMCPサーバーが失敗するバグを修正した
影響
開発者の日常的なワークフローは、複数プラットフォーム対応により企業内の異なるコード管理システムをシームレスに利用でき、チーム間の連携がより効率的になります。設定の永続化とプロジェクト上書き機能により、環境切り替え時の設定再構築作業が不要になり、タイムロスが削減されます。またUIの改善(スラッシュコマンドの強調表示、説明のラップなど)やセキュリティ強化により、より直感的で安全な開発環境が実現し、開発に集中できる環境が整備されます。
対象ユーザー
Claude Codeユーザー・AIエンジニア・開発者・エンタープライズ開発環境の構築者
まとめ
複数プラットフォーム対応とセッティング永続化によって、エンタープライズ環境に対応した堅牢で柔軟なAIコード支援ツールへの進化
ソース
claude-code v2.1.119
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