Claude Code v2.1.160 リリース
claude-code v2.1.160
概要
このバージョンでは、セキュリティ向上とバグ修正が中心に行われました。シェル起動ファイルやGit設定ファイルへの書き込み前に確認プロンプトを追加し、意図しないコマンド実行を防止します。また、バックグラウンドセッションの復元時にチャット履歴が失われる問題やWindows環境での各種不具合、UIのレスポンス性能の改善など、多数の重要なバグが修正されています。さらにVim モードやCJK IME対応など、ユーザー体験の細部にわたる改善も実施されました。
何が変わったか
- ・シェル起動ファイル(.zshenv、.zlogin、.bash_login)およびGit設定ディレクトリ(~/.config/git/)への書き込み前に確認プロンプトを追加し、意図しないコマンド実行を防止
- ・acceptEdits モードで、ビルドツール設定ファイル(.npmrc、.yarnrc*、bunfig.toml、.bazelrc、.pre-commit-config.yaml、.devcontainer/など)への書き込み前に確認を実施
- ・grep/egrep/fgrep コマンドでファイルを表示後、別途Read操作なしでEdit可能に変更(単一ファイルgrepコマンドが読み込み前チェックを満たすように)
- ・WSL上のWindows環境でコピー時のクリップボード書き込みが機能しない問題を修正(OSC 52の代わりにPowerShell相互運用を使用)
- ・完了したセッションを復元する際、チャット履歴が削除されて元のプロンプトが再実行される問題を修正
- ・夜間にリタイアされたバックグラウンドセッションを再接続した際、会話が失われて元のプロンプトが再実行される問題を修正
- ・マシン負荷が高い時にバックグラウンド デーモン がコールドスタートする際、『socket missing』エラーが発生する問題を修正
- ・Windows環境でバックグラウンド セッション を開始したディレクトリが、バックグラウンド デーモン終了までclaude rm実行後も削除できない問題を修正
- ・再開作業を行ったバックグラウンド エージェント がエージェント一覧で『完了済み』として表示される問題を修正
- ・終了時に自動更新ツールが毎回再チェックを行うため、セッション一覧に戻る際Claude エージェント が数秒間フリーズする問題を修正
- ・ホストが高CPU負荷下の時、バックグラウンド セッション への接続またはエージェント ビュー内でEsc、矢印キー、入力が反応しなくなる問題を修正
- ・バックグラウンド エージェント がターミナル同期出力マーカーをサポートしていないターミナル(Apple Terminal、tmux)に送信して、レンダリング画像の乱れを引き起こす問題を修正
- ・セッション一覧からセッションを開いた直後、マウスホイールスクロールがプロンプト履歴ではなくトランスクリプトをスクロールする問題を修正
- ・Claude エージェント ビューでCJK IME構成が画面左下ではなく入力キャレット位置に表示されるようにしたのに表示されない問題を修正
- ・Windows環境のハイパーリンク対応ターミナルで、正当なfile:///C:/...リンクが破損したパスに書き直される問題を修正
- ・プロジェクトディレクトリやブランチ名に非ASCII文字や特殊文字が含まれる場合、音声モード接続に失敗する問題を修正
- ・サードパーティプロバイダー(Bedrock/Vertex/Foundry)上でauto モード使用不可メッセージが、モデルのせいではなくCLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE opt-in を指す(誤ったモデル指摘を修正)
- ・/effort ultracode コマンドでモデルがxhighをサポートできない場合、動的ワークフロー設定のせいにする誤った表示を修正(ultracode はサポートしていないモデルでは提供されなくなった)
- ・SDKまたは他のホスト経由で実行する際、モデル不見エラーが--model フラグが適用されない場合も--model を提案する問題を修正
- ・brief モードを有効にしたまま、brief モードをオフにしてbrief モード セッション を再開する際、Claude の過去の回答がスクロールバックから消える問題を修正
- ・Vim モード のpコマンドでレジスターがv$でヤンク された場合、カーソル位置ではなく下の行に貼り付けられる問題を修正
- ・最近使用していないバックグラウンド エージェント セッション をClaude エージェント で開く際のパフォーマンスを向上
- ・日常的なアクション の推論を削減して自動 モード 分類レイテンシーを向上(『このアクションを評価できませんでした』ブロックの発生確率を低減)
- ・バックグラウンド セッション クリーンアップ(claude rm/stop、idle reap)において、SIGKILL の前に SIGTERM を実行中のシェル サブプロセス に送信し、クリーンアップハンドラーが実行されるように改善
- ・環境変数CLAUDE_CODE_OPUS_4_6_FAST_MODE_OVERRIDEを削除(無効な変数)
- ・JetBrains プラグイン インストール提案をスタートアップから削除
- ・動的ワークフロー トリガー キーワード を『workflow』から『ultracode』に変更(『workflow』という単語でのトリガーは廃止、『ultracode』は紫色でハイライト表示される)
影響
開発者は、自動修正モードを使用する際のセキュリティリスクが低減され、より安心して機能を利用できます。バックグラウンドで複数のタスクを実行する際、セッション情報の喪失による再実行の手間が解消されるため、生産性が向上します。Windows環境や多言語環境での開発作業がよりスムーズになり、特にクロスプラットフォーム開発やグローバルチームでの協働が効率化されます。CPU負荷が高い状況でもUIの反応性が維持されるため、リソース制約のある環境での作業が改善されます。
対象ユーザー
Claude Code ユーザー、AIエンジニア、ソフトウェア開発者、クロスプラットフォーム開発者、Windows/WSL環境での開発者
まとめ
セキュリティ強化とスタビリティ向上に重点を置いた、実務ユーザーの信頼性と快適性を大幅に改善するメンテナンスリリース
ソース
claude-code v2.1.160
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